体験型防災イベントについて
今年4月の総会において、防災活動の『可視化』(町内の皆さんが参加、体験できるような工夫)について助言をいただきました。また例年冬のイベントとして餅つき大会を行っておりましたが、年々厳格化する保健所の指導により、いよいよみなさんでついた餅を気軽に口にすること自体が難しい時代になりました。このことを踏まえまして12月8日、野津田公民館において町田市防災安全部防災課、町田消防署鶴川出張所、町田市消防団第3分団第3部の皆様にご協力いただき『体験型防災イベント』を行いました。当日は晴天に恵まれ、多くの皆様にご来場いただきました。
イベントでは6つの訓練を行いました。
・受付(給食給水訓練): 防災非常食・保存水を配布しました
・震度体験訓練 : 町田市より起震車『ぐらり号』を派遣いただきました。震度体験をすることで大地震への心構えや身の守り方を学びました
・煙体験訓練:テント内で人体に無害な煙を使用して、『どのくらい見えなくなるのか』を体験し、煙の怖さと避難方法を学びました
・初期消火訓練:消防署より訓練用消化器をお借りし、実際に操作することで消化器の使い方を学びました
・防災講話:ビデオにより災害時の危機管理、震災への備えと行動、また交通安全について学びました
・応急救護訓練:心臓マッサージの体験や訓練用AEDを使用して応急救護を学びました
東京都は、今後30年以内に都心南部や多摩東部を震源とした首都直下地震が70%の確率で発生すると発表しています。また町田市のほぼ全域で震度6弱以上と想定されています。懸念が高まる自然災害に対しては、日頃の備えが大切なのだと学びました。


防災担当 平田 順一
参考資料
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html